『ブラッドボーン』をクリアした男
死にゲーという言葉を聞いたことあるだろうか?
死にゲーとは、理不尽な死を繰り返し、ひたすら死に続ける中で、少しづつ攻略の糸口をつかむというゲーム性を持つゲームのことである。
昔、フラッシュゲームとかで、初めてのプレイでは到底クリアできないような理不尽な仕掛けが散りばめられていて、何度も何度も死ぬ中で進み方を覚えていくゲーム(「I wanna be the guy」とかそのあたり)があったと思うけど、ああいうのが死にゲーに相当する。
そんな死にゲーを、硬派なアクションゲームとして練りこみ、死にゲーアクションというジャンルを確立した、死にゲー制作の第一人者として認識されているゲーム会社がある。その名は、「フロム・ソフトウェア」。
フロム・ソフトウェアといえば、死にアクションゲーの礎を築いた「デモンズ・ソウル」をはじめ、ファンタジーアクションに金字塔を打ち立てた「ダーク・ソウル」シリーズ、硬派な職人アクションゲーム「SEKIRO」など、名作とされているアクションゲームを世に出し続けている。
そんなフロム・ソフトウェアが誇るダーク・ファンタジー「ブラッドボーン」を、先日ようやくクリアした。プレイ時間約30時間弱。
アクションゲームは、そもそも子供のころに「モンスターハンター」に夢中になったし、難易度高めの奴で言ったら「仁王」とか「Last of us」とか、先述の「SEKIRO」はプレイしたことある。けど、一人で最初から最後までしっかりとクリアしたのは初めて。そもそもそんなにゲームをやらない人やから、一人でゲームをクリアしぬくということすらはじめてに近い。
いやあ、大変やりごたえがあって楽しいゲームやった。
いかにこのゲームが神ゲーであるかを、俺なりにかみ砕いていきたいと思う。
一日一本映画レビュー 『ロブスター』
『ロブスター』
原題:The Lobster
公開:2015
監督:ヨルゴス・ランティモス
出演:コリン・ファレル レイチェル・ワイズ レア・セドゥ ジョン・C・ライリー ベン・ウィショー
欺瞞に満ちた男の悲しい喜劇
以下感想。
⚠映画に残酷な描写、グロテスクな表現、生理的嫌悪感をあおる表現あり
苦手な人は注意して観てね
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